除草剤を使わずにスギナ退治
今日の庭から。
水仙の葉が出てきました。
そろそろ地植えしたいけれど、
いつがよかったのか・・・またググらなきゃ。
先日の記事に、地下に張り巡らされたスギナの根を
必死で掘り上げたことを書きましたが、
あの程度のものはごくごく一部で、
掘り上げても掘り上げても
新しいスギナの芽がぴょこぴょこ、土の上に出てきます。
果てのない闘いになりそうで嫌気がさした頃、
友人に言われました。
「植物が成長するのに必要なものは?」
水と光と二酸化炭素。
つまり、そのうちの一つ「光」を断てば、
地中で養分を作れなくなり、
そのうち地中のスギナの地下茎も元気なくなるよ、
というのです。
その方法は、毎日15分と決めて、
地表に出てきたスギナをマメに摘み取ること。
すでに根っこを掘り上げたあたりは地表にスギナはなかったので、
新しく次々と出てくるスギナを毎日、ツンツンと摘み取ってみました。
2年もしないうちに表側の庭にはスギナが一切なくなりました。
(全く出てこなくなって寂しいぐらい・・・笑)
小学校の理科が本当に役に立ちました(笑)。
《記録④》2017年5月*スギナとの闘い
庭づくりを始める前に我が家に遊びに来た友人が
「あっ、ツクシ。かわいい!」と言ってました。
そのかわいいツクシたちがどうなるのか、あらためて実感した5月。
庭のいたるところがスギナでボウボウでした。
園芸の先生をしている知り合いに対策を尋ねたら
「スギナ専用の除草剤があるから、それを使うしかないな。
それを使っても数年がかりになるかも」
と言われましたが、
これから庭づくりをしようという時に
庭全体を除草剤で汚染したくありませんし、
これから庭仕事を始める私の身体への影響だって心配。
ともかく庭じゅうに張り巡らされていると思われる
スギナの地下茎ネットワークを断ち切るのだ!
とあちこち掘り返して、
スギナの根っこを掘り上げ始めました。
ゴボウのような根っこ。
シャベル(関東ではスコップ?)で地面を掘っては、
スギナの根っこを掘り上げていきました。
この作業した日は重労働すぎて疲れはて、
時には吐き気までして、
食事もあまり食べられないほどでした。
《記録③》2017年5月*実生の木
私がこれから庭づくりを始めるぞ!
と決意して、初めて買ってきたのは、このガクアジサイの鉢植えです。
庭に植えたかった植物の一つでした。
今はちょうど、この鉢の置かれたあたりに地植えして
毎年花を咲かせてくれていますが、
この美しい色ではなくなってきました。
栄養が足りないのかな? 私の勉強不足です。
さて、庭づくりを始める前に問題は2つ。
一つは、大きく成長した実生の木が数本あったことです。
ネズミモチと思われるのが2本。
トゲトゲのあるピラカンサが2本。
ピラカンサはホームセンターでも売られている樹ですが、
うちにあるのは実生なので、暴れて育っていて樹形も悪く、
トゲがあるのも嫌でした。
あと、名前を忘れたけれど、虫のつきやすい木が1本。
これは自分でノコギリで上の方は切り落としています。
その脇にあるのは母が植えていたクチナシですが、
ここにあるのは嫌だったので、
どこかに移したいと考えていました。
これらはどれも大きくなっていたし、
根もかなり張っていたので、素人が扱えるレベルではなく、
シンボルツリーを買う時に造園屋さんに伐採もお願いすることにしました。
そして、もう一つの問題が、
庭じゅうにはびこっていたスギナ!
これについては次回に。
《記録②》2017年4月
7月頃に短く刈り込めばいいと言われてそうしたはずが、
いつもこの季節になると、幅をきかせてます。
来年はどこに持っていけばいいものやら。
ところで、前回の1999年から
いきなり2017年まで飛んでいるわけですが、
その間、私は仕事に忙しく庭のことは母に任せていました。
(もともと母のための庭でしたし)
時々横目に庭を眺めながら、
どこからどうして来たのか、
2m以上にも大きく成長した樹が2〜3本あるし、
出張などで私が留守がちなのを不安に思ったのか、
裏手には防犯用のつもりらしい、
瓶や缶が積まれるようになり、ほとんどゴミ屋敷(笑)。
母が「自分のマンションに帰る」とここを去った後に
この庭を見た時、なんでこの家を買ったんだろうな、
とちょっと悲しい気持ちになりました。
じゃあ、17年間放置していた罪滅ぼしも込めて
これからは私が頑張ろう!と決意したわけです。
雨水も溜め込んだ瓶や缶の片付けに、ほぼ2週間かかりました。
《記録①》1999年4月
このブログは庭づくりの
個人的な記録のつもりなので、
たくさんの方に読んでいただくことを
目的としてスタートしたわけでないんですが、
それでもすでに何人かの方の足跡がありました。
ご訪問ありがとうございます。
先日のクレマチスは
今日の雨で散ってしまうだろうけれど、
長い間、たった一輪、
大きく花を開いてくれていました。
(昨日のクレマチス)
ところで、このブログの一番の目的である
記録をぼちぼち。
園芸好きだった母を喜ばせようと
小さいながらも庭付き戸建て住宅を購入し、
引っ越してきたのは1999年のG・Wでした。
もう23年前。
その時は、雑草ひとつないまっさらの、
白いキャンパスのようだったんですよね。
この頃は、夢がいっぱい、
頭のなかは妄想でいっぱいでした(笑)。